日  時:平成27年12月4 日(金) 13:30~15:30  
場  所:会津美里町高田体育館           
出席者数:10名
講  師:渡部 琢也 氏(会津短期大学講師)

【研修の概要】

 今年度2回目となる会津地区の基点クラブ支援事業研修会が会津美里町高田体育館で開催されました。今回の研修会も、前年度のアンケート調査に基づき「高齢者向け教室の充実に向けた指導方法」について、高齢期における体力の特徴と運動能力について幅広く研究をされておられる会津短期大学の渡部琢也氏を講師としてお招きし講義と実技を行いました。
 講義では、まず、高齢者の健康寿命の延伸に向けて「健康日本21」で提唱されている内容の説明がされました。「ロコモーティブシンドローム」が提唱されてきた背景、介護予防の内容等について詳細な資料に基づいて分かりやすく説明していただいた。また、加齢と筋肉・年齢と筋繊維数等の各種データの分析に基づき、高齢者においても筋力トレーニングが必要なこと、特に歩行能力向上のためには、自体重を活用した下肢の筋力アップが大切であることも説明されました。

講師の渡部氏
詳細なデータを提示しながら、お話しして下さいました。

 実技では、高齢者トレーニングにおいては、まず、指導する側が個々の健康状況を的確に把握することが大切であることが説明されました。また、体力や筋力向上につながる負荷のかけ方は一人ひとり異なるので、「心拍数予備法」を用い、自分に合った運動強度(中強度)・運動時間を見つけていくことが大切であることも説明されました。参加者も、自分の心拍数・最高心拍数・目標心拍数を算出し、実際にウォーキングやバランスディスク・踏み台上り下り等に取り組み、自分に合った適正な運動強度・運動時間を見いだしていました。講義も実技内容も今後の教室での指導に大いに活用できる研修会となりました。    

 

高齢者の筋力アップには、中強度の運動を心拍数をもとに見つけることが大切です。「どの運動を、どのくらい行えばよいのか?」を実技を通して学ぶことができました。