日 時:平成29年9月28日(木)  

視察先:栃木県矢板市 NPO法人たかはら那須スポーツクラブ

    栃木県塩谷町 NPO法人しおやユリピースポーツクラブ

参加者数:9名

【研修の概要】


 9月28日に県南地区エリアネットワーク事業視察研修が行われ、県南地区からは3クラブ9名の関係者の方々が参加されました。。今年度は、サッカーを中心として地域スポーツ振興と普及を目的に活動されている、栃木県矢板市「NPO法人たかはら那須スポーツクラブ」、中学校部活動との連携など地域課題解決を目指し活動している、栃木県塩谷町「NPO法人しおやユリピースポーツクラブ」を視察としました。

NPO法人たかはら那須スポーツクラブ

各クラブの参加者からも質問が多く出され、有意義な意見交換の時間となりました。

 

施設の見学もさせていただきました。フットサルコート2面、照明設備もあり、充実した環境でした。

  理事長の大森氏より、設立の経緯、NPO法人格取得、組織、クラブの概要、活動拠点、予算、助成事業、会費、スポンサー等、説明していただきました。大森氏はクラブマネジャーの仕事も兼務されています。


理事長の大森氏、

クラブ運営について、丁寧に説明をしてくださいました。

 たかはら那須スポーツクラブは、矢板サッカークラブが母体となって設立されたクラブです。活動の中心種目であるサッカーでは、トップチーム、小学生、中学生、障がい者、女子チームとそれぞれの方を対象に事業を展開しています。サークルではユニカール、ビームライフル、自転車で、教室もバドミントン、ソフトボクシング、太極拳、ノルディックウォーキング、STEPエクササイズ、ラージボール卓球など、幅広く活動されています。指導者の派遣もより、サッカーを通して地域の方々の健康づくりや運動能力向上を目的とした活動を行っています。スポンサー料収入についても説明があり、財源の確保について参考になるところが多く、興味深く話を聞きました。「各団体に活動趣旨や内容を理解していただき、資金面でも協力いただくことがクラブ運営には大切であり、実際多くの団体に協力いただいている」と大森氏は話されていました。

 各クラブの参加者からは、謝金の規定、スクールとチームの違い、実施種目の設定、参加費の徴収の仕方等、幅広い質問に対し、大森氏から丁寧に回答をいただきました。また、他クラブから参考になる事例も紹介いただき、有意義な意見交換の時間となりました。

 クラブハウスを出るとすぐサッカーグランドが二面広がり、施設が完備されています。施設の充実といった点も会員にとって満足した活動につながっていることを感じました。また、各種事業の展開の仕方、財源確保の工夫なども大変勉強になりました。

 

NPO法人しおやユリピースポーツクラブ

 理事長の大島氏から、設立経緯、活動拠点、財源確保、実施種目、イベント、危機管理マニュアルなどについて説明をしていただきました。

 町村の合併で塩谷町が誕生したことを契機に、クラブ設立が順調に進んだ経緯を伺いました。塩谷町では、各施設の統廃合に伴い、使用できる空き施設が増え、クラブハウス、スポーツ施設として有効活用できる現状があります。中学校統合を機に、中学校部活動との連携が進んだと大島氏は話されていました。学校、保護者、地域の方々と話し合い、理解と協力の下、現在も続いており、活動そのものも充実しているとのことでした。

また、四季を通した単発事業(イベント)にも工夫があります。「塩谷」にちなんで40.8㎞歩く「しおや湧水の里ウォーク」、24時間という制限時間の「しおや100㎞ウォーク」など、県内外からの参加者が数多く集まります。今後、こういったイベントを発展させるためにもさらに安全管理面の強化等に万全を期した運営体制で対応していきたいとも話されていました。

 各クラブ参加者からは、中学校部活動との連携、旅行業法に関することを中心に質問がありましたが、大島氏より実際の具体例を示しながら丁寧に説明いただきました。それぞれのクラブからも現状を踏まえた工夫等も話していただき、有意義な情報交換の場ともなりました。

 中学校部活動との連携、旅行業者とのやりとりでも「常に連絡を密にしながら、互いにできることを確認しながら、事業等を進めていくことが大切」と話されていました。各団体との信頼関係を築きながら、地域課題の解決に向けてクラブ運営をしていく大切さを感じた視察となりました。

理事長の大島氏
設立経緯から、丁寧に説明をしてくださいました。

資料を多く準備していただき、一つ一つ具体的に説明をいただきました。

各クラブの活動の様子などを踏まえ質問をするなど、貴重な意見交換の場となりました。