日  時:平成29年10月26日(木)  
視察先 :NPO法人かがみいしスポーツクラブ
     NPO法人西の郷スポーツクラブ・キッズランドにしごう
参加者数:4名

 

【研修の概要】  

 10月26日に南会津地区エリアネットワーク事業視察研修が行われ、地区からは2クラブ4名の関係者が参加しました。今年度は、多彩なスクールやサークル、イベントの運営方法や、町のスポーツ振興に関わる事業を委託される経緯や行政との関わりに精通している「NPO法人かがみいしスポーツクラブ」、地域にある施設を有効活用している「NPO法人西の郷スポーツクラブ」、また、旧体育館を再利用した「キッズランドにしごう」を視察しました。

< NPO法人かがみいしスポーツクラブ >
 クラブマネジャーの稲田氏より、設立の経緯、NPO法人格取得、活動拠点、活動内容、事業受託等、説明していただきました。
 かがみいしスポーツクラブは、平成21年に設立し、平成24年に法人格を取得しました。鳥見山陸上競技場内にクラブハウスを構え、同施設はもちろん、近隣の施設でスクールやサークル、イベントを数多く企画・運営しています。町のスポーツ振興に係わる事業は、当クラブに委託されているものが多く、行政や町民からの信頼が厚いクラブです。佐藤理事長は、福島県総合型スポーツクラブ連絡協議会の理事長を務められていて、県の総合型スポーツクラブ全体をリードしていただいております。
 各クラブの参加者からは、自主財源の確保、職員の役割、スクールやサークルの内容、謝金の相場、会費の集金方法、賛助会員のメリット、他団体との連携、指定管理等の質問が出されましたが、佐藤理事長と稲田マネジャーに分かりやすく回答していただきました。
 特に、参加者の関心が高いテーマは自主財源の確保で、佐藤理事長からは、行政とのつながりが大切であるとの回答がありました。その際の留意点や行政に事業提案をする方法や時期について詳しい説明がありました。
 行政との連携の重要性について大変参考となりました。

プロジェクターやプロジェクターや資料を使って、クラブの概要について説明していただきました。

各クラブの参加者からも質問が多く出され、有意義な意見交換の時間となりました。

< NPO法人西の郷スポーツクラブ >
 西の郷スポーツクラブは、平成19年2月に設立し、平成29年に法人格を取得しました。西郷村民体育館を中心に、近隣の施設を使用し、スポーツ教室やイベントを企画・運営しています。
理事長の小針氏から、設立経緯、活動拠点、財源確保、実施種目等について説明をしていただきました。さらに、現状についても以下の説明がありました。
 ・ totoの助成が終わり、これから自立していくのが大変である。
 ・ そのため行政の事業を受託しやすくするためにも法人格を取った。
 ・ 自主財源を増やすために、新規事業を立ち上げたり、謝金を減らしたりしている。
 ・ 体育施設や新たなプール管理で、村より委託費をいただいているが、ほとんど人件費に使われている。
 ・ 一番の売りはゴルフ事業で、スナッグゴルフからパークゴルフまで、ソフト面もハード面も充実しているので、
   子どもからお年寄りまでゴルフを楽しんでいる。
 その後、参加者から協賛金の集め方や会員の特典、広報の仕方や村との関わり等の質問が出されましたが、小針理事長と岡部マネジャーと高橋マネジャーに分かりやすく回答していただきました。
 地域にあるものをどう最大限に有効活用していくかを考えるヒントを与えていただいた視察となりました。

理事長の小針氏から、設立経緯や財源確保等丁寧に説明をして下さいました。

地域の特性を活かしたクラブ運営を行っていました。
 

< キッズランドにしごう >
 キッズランドにしごうは、旧米地区体育館を改修し、屋内遊び場にしました。原発事故による放射線の影響で、子どもたちは外遊びができず、ストレスが溜まり運動不足になるなど、心身の成長が懸念されたことから、0歳児から小学生までが対象で、屋内で飛び跳ねたり、走ったりと体を思いっきり動かせる施設として建てられました。
 これから、運動施設の統廃合が進んでいくことが予想される南会津地区にとっては、施設の有効活用という点で参考になる視察でした。

 

いつでも、きれいな砂で、安心して遊ぶことができます。

元小学校の体育館を利用しているので、広さもあり、走り回って遊ぶことができます。